(08年12月号掲載)
福岡市の人工島(東区)への移転をめぐって揺れる市立こども病院(中央区、写真)。一部には「もはや収束の時期では」との声も出始めているが、いまだに多くの重要な事実が市民に知らされていないのが現状だ。
例えば「移転に関わる土地代、建設費、設備費などは誰が負担するのか」。こう問われると医師や患者家族を含めほとんどの人が「市が負担するのでは」と答えるが、実は原則としてすべて独立法人(独法)化した新こども病院が負担する。つまり新病院は最初から少なくとも約140億円の借金を背負ってスタートするわけだ。
正確な情報は伝えられず、市の経営見通しは極めて曖昧。将来新病院が破綻する可能性は高い、と言うほかない。
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福岡県民新聞61号 - 2012年1月号