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異常事態にも市は「適正だった」(1)架空取引で未収金10億円超

(09年6月号掲載)

福岡中央魚市場などが入る市場会館(福岡市長浜)先月号で本紙が報じた、中央卸売市場(福岡市長浜)を舞台とする冷凍マグロ架空取引疑惑。この取引の結果、「福岡中央魚市場」(金丸直之社長)や仲卸業者の間で計10億円を超える売掛金が回収不能となっていることが、福岡市の調査などで分かった。

これほどの異常事態にもかかわらず、市は「こうした点を除けば市場内の業者については取引は適正、適法だった」。なぜ架空取引を始めたのかなど詳細はいまだ不明だが、市の権限は市場内に限られるため実態解明は望めない。

ある仲卸業者は「他に方法がない」として、刑事告訴を検討している。  

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