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<写真特集>続・知られざる屋久島 ある山師の記録(3)

年輪のような皺が刻まれた浅黒い顔に白い歯を見せて、かつて高田さんが言ったことがある。

「屋久杉は素晴らしい木です。江戸時代に伐採されて残った切り株が400年間、雨風にさらされても、腐らずにそのまま立っている。こんな木は他にないでしょう」 

一見豊かに見える屋久島の森だが、実は土壌の部分は驚くほど薄く、植物たちは岩にしがみつくようにして立っている。

夏は台風、冬は吹雪に襲われる。そんな過酷な場所で生きるため、普通の杉と違って成長が著しく遅い。年輪を細かく刻み、幹の中に樹脂を大量に蓄える。

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福岡県民新聞61号 - 2012年1月号
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