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マグロ取引疑惑 福岡地裁が初判断(1)取引は架空 債権めぐり認定

(10年6月号掲載)

福岡中央魚市場などが入る市場会館(福岡市長浜)長浜鮮魚市場の冷凍マグロ架空取引疑惑に絡み、仲卸業者「喜平商店」(中央区長浜)の破産手続きに関連して、福岡地裁はこのほど、一連の取引を「実体のない架空取引だった」と認定。同商店に対する「福岡中央魚市場」(同、橋本清実社長)の債権は「存在せず無効」と決定していたことが分かった。

疑惑について裁判所の判断が下されたのは初めて。これを受け喜平商店側は、同魚市場に対し不当利得の返還を請求、「岩永鮮魚仲卸」(同)側も近く同様の訴訟を起こす。

これまで「取引は適正だった」として本紙報道を黙殺してきた同魚市場、そして福岡市。今回の地裁決定で、両者に対する市場関係者らの批判が強まるのは必至だ。  

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