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~少子化を反映して~
欧米の大学は入学するのはた易いものの、卒業するのは難しいと言われてきたが、逆に日本では入学することは難しいが、入ってしまえば卒業はた易いと言われ今日に至っている。
しかし最近は少子化を反映して、入学希望者が少なく定員に満たない大学も出始めているため、毎年の受験料が大きな収入源になっている私立大学への影響は大きいが、過去10年の間、毎年受験生が増え続けている大学が福岡市にあり、取材すると大学の姿勢が見えて来た。
大学のトップを始め、学生と普段から接している職員が、日常の生活で学生とコミュニケーションを重ね、一般社会で通用する人の育成に努めている成果が企業に認められ、就職率の高さに繋がっているようだ。
企業の雇用の形態が変わってきている中で、正社員として入社することを目標に、普段から学生の就職活動を指導しており、それで「面倒見の良い大学」としての評価が高校生や、両親の間で高まり、入学志願者の増加に繋がっているようだ。
これで大学側は収入も増えて、その資金を原資にした学校施設は一段と充実され、プラスの相乗効果が生まれている。こんな記事も読まれています