狙われた国有地~福岡市を巻き込んで一芝居 [2015年6月2日10:13更新]

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 全国で最も活気がみなぎっている福岡市だけに、都心部の土地はバブル状態で値が上がり、マンション用地ともなれば誰もが飛びつく状態が続いている。

もともと国家公務員宿舎で集合住宅が建っていた、それも中央区と聞けばデベロッパー垂涎の的で、誰もが飛びつくだろう。

国有地の処分となれば当然入札になるのだが、福岡市が何らかの名目で国に取得を希望すれば入札にならず、下手をするとかなり安い金額で入札するのは比較的容易いと聞いている。

福岡市が飛びつく様な立派な事業計画書を作成し、それに福岡市のトップや市議会議員を巻き込んで、安く手に入れようとたくらんでいる悪徳不動産屋がいるようだ。

最初から不動産屋が表に出れば、纏まる話もまとまらないと、さすがに海千山千の修羅場をくぐりぬけて来た強者だけに、何らかの公益法人を買収し、国から市へ譲渡させて取り上げる算段を、獲らぬタヌキの皮算用で、数名のワルが水面下で動いている。

表向きには福岡市が食指を動かす、観光施設などを建設し営業する予定と聴いているが、計画は必ず成功するとは限らず、早くも失敗することも考えて、裏では既にデベロッパーとの交渉が見られ、最終的には分譲マンション建築に落ち着く計画のようだ。