最近は異業種交流会や女子会などのパーティーが、ホテルや居酒屋などを利用して盛んに行われているが、意外と出席者の記憶に残っているのが、自宅でのホームパーティーである。
我が家では酒の肴や箸やすめに、酢の物などの簡単な品を２、３品用意し、メインはテーブルの上で揚げる天婦羅で、魚介類や野菜を切って皿に盛り、女房が客の食べ具合を見計らって、好みや注文を聞きながら揚げていく。
中でも真珠養殖用のアコヤ貝から、真珠を採取する際に採れる貝柱を、養殖場から送ってもらって冷凍しておくと、解凍して玉ねぎと一緒にかき揚げに出来、急な客の時にも便利で、おまけに珍しいため喜ばれている。
幸いに自宅のテーブルは大きいことから、６人程度の客でも充分に座れるし、揚げる材料が代わっても器を変えずに、使う器も少なくて済むのがありがたい。
特に福岡は支店経済の都市だけに、支社長などの責任者には単身赴任が多く、家庭での天婦羅は喜ばれて、招かれた人の記憶にはよく残っているようだ。
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