久留米市 [2015年9月24日10:36更新]

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　久留米市は福岡県筑後地区の中心都市として、また今や世界的企業に発展したブリジストングループ発祥の地でもあり、独特のプライドを持った地場企業も、数多く成長し健闘している。
その表れが筑邦銀行で、独立独歩により地域経済の為に貢献していることから、他の銀行も営業本部を設置して、担当役員を配置しているほどだ。
また地域発展の基礎は教育とばかり久留米大学が開校し、特に医学部開設が早かったために、その後優秀な医師が卒業して福岡県医療界の一翼を担っている。
交通も高速自動車道が通り、近くには大分道、縦貫道が交差する鳥栖ジャンクションもあり、鉄道も西鉄大牟田線特急停車駅で、九州新幹線も開通、福岡までの所要時間は３０分が魅力だ。
そうした立地条件に恵まれている久留米市を先日訪れ、メインの商店街を歩いてみたが、人通りは少なくシャッターが下りている店舗も多く、余りの寂れようにびっくりした。
中心街の六ツ門には、市役所よりも大きい「久留米シティプラザ」が建設されており、来年４月のオープンと聞くが、周囲の環境との違いに驚くばかりだ。
久留米シティプラザのパンフレットを見る限り、この様な貧弱なイベント企画で、どれだけの人が集まるのか、犠牲者が出ないことを祈る。