未公開株 [2015年9月24日10:57更新]

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 起業した経営者は、大部分が株式を公開し富を得る夢をかなえるため頑張っている。
最近は通販などが普及しており、開発した商品が一発当たれば、瞬く間に100億円企業に成長するのも夢ではなく、株式公開で大きな現金を手にする事が出来る。
またオリンピックなどの大きなイベントがあれば、必ずと言っていいほど、関連する企業の儲け話が出てくるのが世の常で、必ずと言って良いほどに、未公開株の売買話が登場するから面白い。
そうした舞台と小道具を準備して、周到な脚本を書き相手を騙すのが詐欺師で、最近のビジネスは非常に複雑になっているが、詐欺師の描く脚本は意外と簡単明瞭な筋書きで、老人にも納得できるわかり易い話になっている。
逆に法律や条例も複雑になっており、弁護士や司法書士、社会保険労務士など、士が付く侍商売で、活動できる事業分野の境が一般人には判断しかねるケースもあり、その辺を巧みに利用した新しいビジネスも生まれているので、騙されないためには幅広い人脈を持つのも一つの方法だ。
特に株券を利用した犯罪では、ビジネスと詐欺は紙一重といわれており、その分別は非常に難しいようだ。
円と株の乱高下が激しい時期だけに、それを巧みに利用した新しい手口の、詐欺話が生まれてもおかしくはない。