米国の大統領選挙 [2016年2月4日09:18更新]

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米国では今年11月の大統領選挙に向けて、民主、共和両党候補者争いの初戦であるアイオワ州で党員集会が行われ、民主党はクリントン氏が、また共和党はクルーズ氏が制したものの、実体は引き分けだったと言って良いだろう。
だがこの予備選挙を見ていると、余りの接戦で米国が羨ましく、一方では複雑な心境だ。
日本にも自民、民主の二大政党は存在するが、それぞれの党首選挙は水面下で調整が行われ、最終的には無投票のシャンシャンで終わる、選挙という名前もふさわしくないような不思議な行事だ。
内閣の組閣では個人の能力を考慮せず、ただ単に年功序列や派閥などのバランスだけで考え、身体検査もろくにせず任命するから、数十年前の破廉恥な旧悪が暴露されることになり、それが堂々と国会で質問されるから、面白いを通り越し最悪だ。
さらに自民党内においても、安倍総理に対抗する実力者はいない状態で、万が一にも安倍総理の病気が再発し政権を投げ出した時に、次の総理は誰がなるのだろうか。