ほうとう [2016年2月8日05:58更新]

毎月届けられる雑誌3月号の最初のページに、「蕎麦とほうとう打てん娘は、お嫁に行けん」との見出しが有り、もちもち麺の打ち方、野菜入り汁のつくり方など、写真入りで「山梨のほうとう」についての記事が記載されていた。
これを読みながら思い出されたのが、今は由布市になった湯布院町の、やなまみハイウェイにある水分峠のドライブインで食べた「ほうとう」だ。
高速道路が開通していない時は、多くのドライバーで賑わったドライブインも、次第に交通量が減って客も少なくなり、見晴らしの良い場所にあった店も廃業に追い込まれたようで、今は「幻のほうとう」になり食べにも行けない。
食べられないと判ると、無い物ねだりで無性に食べたくなる悪い癖があり、その後何度か他の店で食べたが、納得できる味に出合うことが出来ず、自分で作るのがやはり一番の早道だ。
スーパーなどに行けば、「ほうとう」に使う材料は豊富に並んでいるが、今度作るときは朝倉の「道の駅」まで足を伸ばし、現地で地鶏も調達するつもりだ。
男の料理はこだわりが大事で、「ほうとう」のもちもち麺も自分で作り、我が家の炉端に久しぶりに木炭の火をおこし、鉄鍋をかけて・・・。
夢は膨らむばかりで原稿を書いているだけで、楽しくなってきて実行する日が待ち遠しい。
「即断、即決、即実行」で、今度の休日にすることにしよう。