宮崎けんすけ衆議院議員 [2016年2月10日09:24更新]

九州・福岡の有権者にとっては、縁(えん)も縁(ゆかり)も関係無い、京都選出の衆議院議員が週刊誌に「ゲス不倫」と報じられ、一躍時の人になっている。
35歳の若さながら、将来を嘱望されている2期目の自民党衆議院議員で、同じ国会議員と結婚し、披露宴には自民党安倍内閣の大臣も数名出席、祝辞を述べているのを自らブログで詳細に書き込んでいた。
そして結婚披露宴後のマスコミ取材において、妻の妊娠を報告して「育児休暇取得宣言」を行い、今流行りの育メンパパを演じている。
中小企業で働いている一般サラリーマンは、育休を取りたくても取れない人が多い中で、時代の先端を行く宮崎けんすけ衆議院議員の言動は、世間から大きな拍手で迎えられた。
それだけに今回報じられた週刊誌の「ゲス不倫」報道が大きな反響を呼んだのは当然で、芸能界の不倫が既に色あせ出したこともあり、マスコミが飛びついたのは言うまでもない。
不倫問題も市会議員や県会議員などであれば、小さなネタで数限りなくあるだけに、マスコミも取り上げなかっただろうが、国会議員ともなれば報道する価値は十分にある。
ところで夫の浮気が一番多いのは、夫人がお産で家を留守にした時だと言われているが、今回のように選挙区がある京都の自宅に、東京から呼んだ女性タレントを連れ込むとは言語道断で、これが発端となり最終的には辞任に追い込まれることになるのだろう。