ジビエ+干物 [2016年3月8日10:55更新]

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現在、福岡県内の42のレストランで、第3回ふくおかジビエフェアが開かれており、ジビエ料理に対する嗜好も高まっているようだ。
以前からイノシシやシカの肉には興味があり、たまたま我が家の冷蔵庫には北海道から送られてきたエゾシカの肉があったので、友人を招いてジビエパーティを開催した。
メインゲストは九州大学大学院で学び博士号を得て卒業、4月から国立大学に就職が決まった若い友人で、就職祝いを兼ねて行った。
エゾシカのモモ肉は北海道の友人から送ってもらったもので、捕獲後の血抜き処理などが上手いため臭みが無く、解凍して刺身や囲炉裏の炭火で焼いて食した。
また浮羽の山の中で、スモークレストランを経営している尾花光さんからは、自然の中で加工した品物だけに、最近は逸品として需要が高まり、製造に追われているソーセージと、レストランでは常連客だけに裏メニューとして供されている、イノシシ肉も解凍して送られてきた。


干物は長浜の魚市場の仲買である、アキラ水産が吟味して選んだ新鮮な魚を、自社工場で加工したものだけにすばらしい塩加減で、ゲストたちが喜んでくれたのは言うまでも無い。
ところで、魚もジビエも新鮮さは大事だが、血抜きなどの下処理がひじょうに大切だということを、食べながら実感したパーティだった。