保育園落ちた日本死ね [2016年3月14日10:02更新]

「保育園落ちた日本死ね」のブログ記事は、瞬く間に日本国内を席巻して国会でも話題となり、子を持つ母親たちが国会前に集まり報道陣が取材した。
1人の母親が上げた声をマスコミが報じた結果、国会議員を動かすことが出来ると知った母親たちが、今度は運動で集めた3万人弱の署名を塩崎厚労相に手渡すなど、大きな社会問題に発展し国会でも質問を受け、塩崎厚労相が答弁していた。
その答弁の中で塩崎厚労相が身内の話として、保育園を探していたところ、4ヶ月後に空きが見つかったとの例を取り上げていたが、誰かが裏で手を回して、空きを作ったとまでは言わないが、保育園を見つけたと言って良いだろう。
それぐらいの働きをしないと、競争の激しい官僚世界では生き残れないのが常識で、一歩間違えば大臣として命取りとなりかねない答弁を行っており、この問題は当分尾を引くことになるだろう。
ところで今度は佐賀県で、後期高齢者向けのマッサージ業者が療養費を不正に受給した事実が発覚、1千数百万円を返却した事件が起こった。
佐賀県では官庁外郭団体が気づいて問題にしたようだが、福岡県では支払われた形跡があり、不正受給が全国に広がるのは確実で、大きな社会問題になるのは間違いなく、これが表面化すればおそらく厚労省の管轄になるはずで、塩崎厚労相の対応が見ものだ。