高くついた不倫の代償 [2016年3月31日05:25更新]

タグで検索→ | / / /

「五体不満足」の著者である乙武洋匡氏は、テレビなどのマスコミへの露出度も高く、今年の夏に行われる参議院選挙には、自民党公認を得て立候補を噂されており、自民党が行った事前の世論調査では、知名度もかなり高いところから、早くも当選確実との下馬評も流れていた。
しかし過去の不倫問題が、週刊誌に報じられると周囲の情勢は一変し、自民党に推薦した人も言葉を濁す有様で、自民党公認が危ぶまれていた。
最近の安部内閣は総理を始め、閣僚などの発言がかなりの女性心理を逆撫でした模様で、内閣支持率の低下が噂される状況から、安部総理の意向を反映して、今回の公認は見送られたようである。
東京選挙区の現職に続く2人目の候補者として、一億総活躍社会の参議院選挙の旗頭として、自民党関係者も目論んでいたが、無所属の立候補にはかなり無理があり、立候補の夢は無残に砕かれたようだ。
大勢の人の目に見えぬ協力を得て、此処まで漕ぎ着けた候補者のポストであったが、本人自ら撒いた種だけに諦めも付くだろうが、それにしても高くついた不倫の代償で、自民党関係者も後始末が大変だろう。