大川市長選挙の裏側 [2016年10月11日10:25更新]

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衆議院福岡6区の補欠選挙と同日の、10月23日投開票される大川市長選挙の取材で、先週金曜日大川市を訪れた。

最初に立候補を表明した倉重良一氏は、地元大川出身で父親は福岡県農協中央会の会長、候補者自身も同じ中央会の職員で、39歳と働き盛りの好男子、地元での評価も高い。

選挙事務所も後継者として指名した鳩山二郎事務所の近くに構えており、二人のコンビネーションの良さを物語っている。

2番目に手を挙げた元大川市長で、自民党福岡県連の推薦を受けた江上均氏は、未だ事務所も構えておらず、選挙管理委員会に届けた連絡先も個人の携帯電話のみで、取材を申し込んでも電話には出るが、準備ができてないとして、結局面会は出来ずじまいだった。

電話での聞き取りの中では、13日に事務所の準備が整うとのことで、「立候補を取りやめることはないか」との問いには、「立候補する」とはっきり答えていたが、先行きは不透明な印象を受けた。

また大川市内のいくつかの企業を訪れ取材した中で、江上氏は資金的に厳しいはずだから、誰かが別の目的で江上氏の応援をしているのでは、という指摘があったのも事実だ。

これは大川・三潴地区選出の秋田章二県会議員が、福岡6区の補選で蔵内謙氏の支援に回ったことが関係しており、地元経済界の一部に反秋田の意識が高まり、2年後の統一地方選では大川・三潴地区県会議員選挙が4期ぶりに実施される可能性が高くなったためで、そうなると過去3回すべてが無投票だった秋田県議は、初めて投票の洗礼を受けることになる。

福岡6区補選に関して、大川市はほぼ鳩山二郎候補一色に染まった感があり、秋田県議に対してはかなりの不満が溜まっているようだった。

しかし秋田県議にも言い分があるのだろう。

倉重候補の事務所には秋田県議からの応援為書が掲げてあった。