福岡6区~後遺症・・・ [2016年11月21日10:34更新]

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ラグビーは試合終了の笛が鳴れば「ノーサイド」で、文字通り敵も味方もなくなるのだが、福岡6区はノーサイドにはならないようだ。

自民党福岡県連浮羽支部は公認問題のもつれが、補欠選挙終了後も尾を引いており、19日土曜日、県連幹部3名が話し合いのため、浮羽支部を訪れた。

政治を志す人は筋道を考え、また面子を重んじるため、一般庶民のように簡単には解決できず、水面下で再度の調整が行なわれている様子。

福岡6区補欠選挙で落選した蔵内陣営では、なぜ落選したのかを反省せず、自民党公認を取れなかったことが敗因とばかり、選考委員会責任者を責めている。

だがこれは谷垣幹事長が自転車事故で入院したことが不運だったのであり、またそれ以上に候補者の力量を考えず担ぎ出した人間が一番悪いのであって、仮に候補者の資質が良かったとしても、有権者の気持ちを考慮せず、高圧的な選挙運動を指揮した選挙事務所責任者の方針が間違っていたからだ。

次期福岡県連会長候補と目され、また自認している県会議員の先生方はまだまだ力量不足で、蔵内勇夫現県連会長が留任を決断してくれたから良いようなものの、新会長が誕生していたら、自民党福岡県連は分裂していたことだろう