飯塚市長選挙に望むこと~飯塚をこよなく愛する市民の1人として [2017年1月16日00:54更新]

職員が勤務している平日の昼間に、賭けマージャンしていたことが発覚、釈明の記者会見での開き直ったようにも聞こえる発言がきっかけとなって、斉藤飯塚市長がついに今月末、辞職することになった。

これで次の市長選挙は、2月19日告示、26日投開票となり、問題は誰が立候補するかという点に絞られているものの、今回の事件、「さすが飯塚」と揶揄する声もあるだけに、立候補者にはそれなりの人物像が求められるのは当たり前だが、さて期待出来るのだろうか。

炭鉱華やかりし頃の飯塚を含む筑豊地区は革新系が強かったものの、石炭から石油へのエネルギー源の移行とともに、革新系の議員や首長は消え去り、勢いも薄れているため、今回の選挙で候補者を立てることはない。

だから、今回の選挙に出馬するのではと噂されているのは保守系の3名。
斉藤氏が過去に3回立候補した際、それぞれ対抗馬として出馬した2人の保守系候補と、もう1人は飯塚市の特別職に就いている人物。
市内各所で取材してみると、どうやら本命はこの特別職氏の模様。

さて、今回の事件を反省材料にして、飯塚の悪しきイメージを払拭できるかどうか、新しい飯塚市長に期待したい。 
写真は3月完成予定の飯塚市役所新庁舎。