小郡市長選挙 [2017年3月27日06:46更新]

福岡県南部に位置する小郡市は、西鉄大牟田線の沿線都市として、利便性を生かした開発が進み、新しく住宅を購入した若い世代の人口も増え、旧住民と新住民が混在する新タイプの都市に生まれ変わりつつあるようだ。

現職市長57歳、対立する新人候補52歳で、年齢的に大きな差はないが、現職のほうが支持する政党や推薦団体も多く、現時点では五分五分の声を聞く。

しかし平安市長は現職の強みを生かして、組織に依存した選挙運動で、上から目線の運動では組織が硬直化し、今後の伸びには欠けるように思える。

それに比べると、新人のかじ良光氏は、金はないが若さと時間をもっており、一人の住民の声を聞いては、新しい政策を発表する姿勢が住民の共鳴を呼び、次第に大きな力になっていっているのが、有権者に次第に浸透しているようだ。