須崎屋台 かじしか [2017年4月28日10:22更新]

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パーティでの失言が命取りになった前復興大臣、議員まで辞職するかどうか、けじめのつけ方はいろいろあるだろうが、一般庶民はめげることなくたくましく生きている。

名義を借りて営業していた「須崎屋台 かじしか」も、福岡市の公募に応募したものの、見事に落選した屋台の1つだ。

落選した屋台の中には、福岡市に対して弁護士を通じ裁判に発展した屋台もあるようだが、「須崎屋台 かじしか」は、客の勧めや協力もあって、以前営業していた屋台から少し離れたビルの1階を借りて内装を施し、4月25日にオープンした。

入口には今まで使ってきた屋台が鎮座し、奥にカウンターと調理場があり、一番奥には大きな囲炉裏が作られており、10人程度が炭火を囲んで、グループで酒が飲める仕組みになっている。

公募での落選を正面でしっかり受け止め、その現実から速やかに出発を考え、実行したことが、4月25日のオープンに結びついたといえるだろう。

娘の大将と父親の小大将(こだいしょう)コンビが、苦を笑顔に変えて迎える前向きな姿勢が、多くの客を呼び込む原動力になっている。

「須崎屋台 かじしか」で元気を貰い、明日の糧にしよう。