築城三年・落城一日 [2017年7月4日10:13更新]

「築城3年・落城1日」とは、先月6月20日に安倍総理が口にした言葉で、立派な城を築くのに3年を要しても、落城するとき、つまり崩れ去るのは1日にも満たない、という意味合いだろう。

これを聞いたとき、安倍総理は7月2日の選挙で敗北し、その原因も理解しており、自らの内閣の寿命が尽きることを予感した言葉だと思ったものだ。

ところで戦国時代、落城とともに城主が腹を召すのは、武家に伝わる慣習であり、妻女も後を追うことが鑑といわれていたようだが、今の安倍家でそうしたことは難しいだろうし、明るいだけのノー天気な昭恵夫人にそれは求められない。

母である安倍晋太郎夫人のご心中、いかばかりだろう。