戦い済んで・・・福岡2区 [2017年10月25日06:00更新]

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短期決戦だった今回の総選挙は、台風の影響もあって最終当選者は23日月曜日の夕刻までもつれ込んだが、小選挙区での激戦が予想されていた福岡2区も、鬼木誠氏の当選が決定したのは、投開票日の22日から日が変わった23日の深夜だった。

過去2回の総選挙で落選していた対立候補の稲富修二氏は、浪人生活の5年間、毎朝街頭に立ち、日中は選挙区を廻り、有権者と握手した数は気の遠くなるような数字だ。

2人の得票数の差は8000票余りで、前回の苦い経験を糧に努力した結果は、比例復活で稲富修二氏の頭上に見事な大輪の花を咲かせた。

激しい選挙戦を戦った2人だが、開票の結果が深夜におよび、興奮して睡眠はさほどとっていないと思われたが、23日月曜日の朝、2人とも思い出の場所でそれぞれが朝立ちをしており、既に新しい戦いがはじまったようだった。