日本で働く常勤の外国人財300人に聞いたところ・・・ [2017年12月1日10:28更新]

タグで検索→ | / /

人財サービス企業であるアデコグループの日本法人、アデコ㈱(東京都港区、川崎健一郎代表)が、日本の企業で常勤として勤務する外国人にインターネットでアンケート調査を行なったが、結果を見ると、外国人だけに限らず、日本人でも、それこそ“あるある”とうなずくような事柄が述べられていた。

「だったら改めなさい」と外国人の方々から強く指摘されそうだが、それこそ「空気を読む」「忖度」「根回し」などなどの影響で言い出せないことだらけだ。

調査結果の詳しいことは、「アデコ 外国人財 アンケート」で検索していただくとして、
職場で戸惑った日本独自の習慣についての回答での“あるある”は、(抜粋)
【労働時間】
「自分の仕事が終わって、定時上がりができない」フランス男性

【会議の多さ・長さ】
「何も議論せず、何も決まらない、終わりの見えない会議」イギリス男性
「会議に向けた会議があり、会議後にまた打ち合わせをする」シンガポール男性

【業務プロセス】
「報・連・相」中国女性、台湾女性、韓国男性、米国女性
「承認を得るプロセスが長い」中国女性
「根回し文化」台湾女性
「何もかも時間がかかる。反応が遅い」台湾男性

【日常のコミュニケーション】
「相手の気持を察することに対する期待値の高さ」韓国女性
「直接的な答えを避ける。イエスと回答しながら、その真意はノー」米国男性
「タクシーやエレベーターでの位置を気にすること。決まりきった挨拶」フランス女性

【組織文化】
「上司の顔色を伺いながら発言する」台湾女性
「全体性を重視し、計画などが進まない」韓国男性
「飲み会など強制参加なのにお金は割り勘」台湾女性

よくある情景で「なんで?」と思うものの、なかなか変えられない、前例踏襲の悪習なのです。スミマセン。