~アルキニストゆうの道~ 第1回 英彦山と山岳信仰 [2018年1月19日09:21更新]

タグで検索→ | /

英彦山は添田町に位置する標高1199mの霊山。出羽の羽黒山、熊野の大峰山とともに日本三大修験道の霊場として、広く信仰を集めていました。江戸時代の最盛期には800もの坊舎に3,000人の山伏が住み「彦山三千八百坊」といわれ国内最大規模の山伏集落がありました。

御祭神は天照大神の御子、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)。そこから「日の子の山」→「日子山」と呼ばれました。
嵯峨天皇の弘仁10年(819年)、詔(みことのり)より「日子」を「彦」に改名された。享保14年(1729年)、霊元法皇のとき、「英」の1字が与えられ「英彦山(ひこさん)」となり現在にいたりました。

天忍穂耳命は、鷹の姿をして東より現れた稲穂の神、農業神として知られています。英彦山神宮は農業生産、鉱山、工場の安全の守護神また勝運の神様として崇拝されています。

これから全5回に渡り「英彦山と山岳信仰」をご紹介していきます。

アルキニストゆう