菊池環境保全組合 [2018年1月29日06:00更新]

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当新聞に1通の告発文書が送付され、開封しての中身は昨年12月に行なわれた、熊本県合志市に新たに建設されるゴミ処理施設に関するものであった。
発注者は菊池環境保全組合で、昨年4月に入札公告を行い4グループが入札に参加、12月26日に総合評価一般競争入札方式で行われ、日立造船を代表とするグループが180億円で落札している。

今回の告発文書には、日立グループの協力企業として名を連ねているA社に問題があるのでは、という内容。
また入札方法も参加の4グループを赤・青・緑・紫と色を付け、グループ名が判らないような配慮も取られているが、この程度の仕組みを見破り、選定委員に知らせるのは営業担当者にとって、簡単な作業と言って良いだろう。

グループ構成の段階でA社は、荏原環境プラントと5回前後の事前協議を行っていたが、途中で荏原プラント側から参加を断られた経緯の情報もあり、逆に入札に失敗した荏原プラントの支店長は、入札後早々に転勤させられたとの噂も聞かれた。