難しい流行語 vol.1 [2018年2月20日06:00更新]

流行語というと、若者が使う短縮語などを思い浮かべるが、近年ビジネスや学問、テクノロジーの世界でも技術の発達速度が飛躍的に速まったことにより、聞きなれない言葉が次々と聞こえてくるようになった。

今回から特集で聞きなれない流行ワードについてまとめてみようと思う。

第一回目はセミナーなどでよく使われる「シンギュラリティ」という言葉。

一言でいうと、「技術的特異点」である。

これだけだと全く意味が分からないが、使われ方としては、『2045年問題を代表とするAI知能が発達し、人間知能を超えることにより、それ以降の未来が全く読めなくなる現象のこと』を表現する場合に使われている。

「生物学的な思考速度の限界を超越する」

機械(AI)によって世の中が大きく変わる時代が、すぐそこまで来ていることは間違いない。
よく世の中の半数以上の職が淘汰されると言われるが、AIを制御したり、見張ったりする仕事は間違いなく増えていくと思われる。