砂上の楼閣・スルガ銀行 [2018年6月7日06:10更新]

一度小さな嘘をつくと隠す為に、更に大きな嘘をつかないと隠すことが出来ず、政治の世界や経済界において言動はもちろんデータさえも、信用出来ない状況になりつつある。
監督官庁の長が、地銀のモデルと褒め称えたスルガ銀行だが、女性向けのシェアハウスに特化した、「かぼちゃの馬車」を運営していた、スマートデイズの破綻で、2000億円前後の不良債権が発生する可能性から、信用の失墜を招いていた。
ところが今度はそれを上回る、中古マンション1棟数億円の物件を、医師や資産家に利回りなど物件資料を改ざんし、融資を行っていたのが発覚、更なる大型不良債権が発生する可能性があり、スルガ銀行内部が慌てている。