JR九州住宅の不正 [2018年10月12日11:14更新]

JR九州の子会社であるJR九州住宅(福岡市)が、戸建て住宅ローンの融資書類に関して、同社の営業社員が工事請負金額の水増しを行い、金融機関から指摘を受けて発覚した事を、10月になって発表しマスコミが報じていた。
この件は数ヶ月前に司法当局によって発覚していたが、天下りOBを通じて発表を遅らせ、上司である取締役等の人事異動を先に行った上で、末端の社員が行った事件のように発表しているが、まだ奥が深いように思える。
JR九州本社は、第三者委員会を設置し調査を実施して、関係者の処分等を検討していると言われているが、700万円程度の事件にしては、社内の扱いが大きいのに疑問符が残る。
JR九州住宅においては、親会社の顔色を伺いながら仕事をする幹部も多く、今回は水増しだが、その他にも複数の問題を抱えている噂もある様だ。