公明党参議院への挑戦 [2018年10月22日09:55更新]

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政権与党の一翼を担う公明党は、現在25名の参議院議員を抱えているが、来年の参議院選挙には比例6名、選挙区6名の計12名の参議院議員が、山口那津男代表の下で、選挙戦を戦うことになって準備を進めている。
小泉郵政選挙時の公明党全盛時代には、全国の比例代表得票において、1000万票を獲得すると幹部が公言していたが、実際には898万票を獲得した実績を持つ。
しかし前回行われた選挙では、比例代表の得票は700万票を割り込む有様で、日本の人口減を先取りした得票に、党幹部も少し軌道修正を考えないと、坂を下り始める事になるだろう。
一般庶民の日常生活を守る、地方議員の選挙から出発した公明党だが、政権与党になってからは半ば自民党にリードされ、先の沖縄知事選挙では創価学会の一部会員から、対立候補である玉城デニー氏へ票が流れ、8万票の差で負けている。
山口代表は公明党らしく信念を持って進まないと、今後離反する支持者が増えて、参議院選挙では議席を減らすことになるだろう。