ある民主市議の実像(1) [2011年4月7日12:04更新]

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3月11日に発生した東日本大震災で亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、被災された皆様へ心よりお見舞いを申し上げます。

 

さて、統一地方選の季節を迎えました。前回の07年は民主党に追い風が吹き、福岡はもちろん、全国的に大躍進したのは皆さんご記憶の通り。



中でも福岡市議選では前年の06年、福岡市長選で同党推薦の吉田宏氏が現職を破っていただけに、中央・西区・博多・南各区でトップ当選を果たすなど議席が倍増しました。

多くの市民が民主政権に期待したわけなんだけれども、残念ながら全然ダメ。こども病院の移転などをめぐって低レベルな連中ばかりであることがさらけ出された。ものの見事に市民の期待を裏切ってくれました。

その結果、吉田前市長は1期で落選。市議選でも民主の現職・新人は極めて厳しい状況にあり、関係者は危機感を持って今回の選挙に臨んでいる。

そんな市議の中でも、07年には全市議の中で最多となる1万3000票あまりを獲得して当選した西区選出のE市議。昨年の市長選では吉田陣営の選対幹部を務めた、今や有力市議の1人。今回はそんなE市議の実像に迫ってみましょうかな~。

 

とにかくこのE市議、悪評しか聞かない。

「他人の選挙の時にこそこそと自分の懐を潤わせる、とんでもないヤツ」。民主県連や選挙関係者の間からそんな批判の声が漏れ出して止まらない状況なんですよ。

かつてある国政選挙に絡んで運動する際、取引業者に「仕事を回す」と言っては自分の政治資金パーティー券を買わせる。結局、仕事の話は口約束だけ、当然ながら業者は怒るよね。

また実際に仕事を回した時も「それに見合うだけのパーティー券を買え」。業者側は泣く泣く受け入れざるをえない。こういう強制行為って、本当は政治資金規正法違反なんですけどね。

このような話はザラだったんだけど、市長選で民主県連の国会議員や県議らの反対を押し切って現職の吉田氏を推し、その挙げ句に自公が推す新人に惨敗したことで、県連内部の怒りは頂点に達している。

選挙を仕切る能力がないだけならまだしも、「どうせ市長選でも自分の懐に入れることしか考えていなかったはず、選対本部の資金からちょろまかしてるに違いない」(民主党関係者)。こんな怒りの声が上がっている。ま、本当かどうかは知りませんけどね。

で、そんな悪評高いE市議なんですが、地元でも開発に絡んで色々と噂が流れているんですよ。

(続く)