公明党? [2019年1月22日06:00更新]

福岡市中央区選出の公明党福岡県議会議員大城節子氏が、今期限りで引退を表明し、後継者を模索するも適任者が居らず、非常に残念だが長年に亘って、確保してきた議席を失う事になっている。
地域住民の生活を守る為に、地方議員から出発した公明党は、自民党と連携し政権与党の一角を占め、最近は自民党が暴走する歯止め役として、国民に認知されていたのも事実だ。
公明党議員の出身母体である創価学会は、昭和40年代に急速に拡大した宗教団体で、最小は15所帯前後のグループで構成され、その積み重ねで組織が実に見事に運営されている。
しかし公明党所属の議員は、創価学会運動員への依存度が高く、自ら学会員以外の一般支持者を増やす努力を怠っていたのが、全国公明党の得票減少に影響しており、公明党の議員は自覚し努力することだ。
社会の底辺で努力していたのが報われ、豊かになって初心を忘れている公明党議員よ、独自の路線を走るのを願う。