宗像市県議会議員選挙 [2019年3月25日10:23更新]

県議会議員定数2議席の宗像市選挙区は、前回無投票で伊豆美沙子議員が宗像市長選挙に出馬し、現職の吉武邦彦氏に加え、新人の井上正文氏が自民党の公認を得て立候補を表明し、更に福岡市の高島宗一郎市長が推薦した、元市長秘書の経験を持つ木村哲晃氏が加わり、福岡市の建設業者を巻き込み、三つ巴の選挙戦を行っている。
しかし、吉武邦彦氏と井上正文氏は、共に福岡県知事選挙は現職小川洋候補の支持を明確に表明した事で、両氏の指示をする市民は、オール宗像を旗印に纏まったようだ。
それに反して、木村哲晃氏を支持してきた支持者の中では、福岡市長高島宗一郎氏が武内和久氏の支持を表明した事で、副総理麻生太郎氏に今では嫌悪感を持っている宗像市民や、秘書時代の悪い噂が宗像市民に浸透し、一部支持者の離反が始まりつつある。
固定票の一票が移動すれば、二票の格差が生じる事になり、賢い宗像市民の動きは、4月7日の投票行動に現れるだろう。