副大臣辞任の原因 [2019年4月9日06:01更新]

福岡県知事選挙は現職の小川洋知事が、投票締め切りと同時にNHKが「当確」を出し、最終的には過去最多の128万票を獲得する圧勝だった。

自民党候補である武内和久氏は慰める言葉が無いほどの惨敗で、ノーサイドの笛が鳴り選挙は終わった。

応援に駆けつけた参議院議員塚田一郎氏は、事実を喋って貰う為に応援を依頼され、見事に喋り過ぎたのか、翌日には「忖度」発言と騒がれ始め、4日後には副大臣辞任にまで追い込まれた。

敗戦翌日の新聞には、「福岡知事選挙は忖度負け」と報じられ、新潟県連の会長は留まる事が出来る様だが、夏に予定されている自分の選挙さえ、危うくなり始めている。

ここ数年の福岡県内で発生する政治トラブルでは、国会でのポジションが高い麻生副総理が常にヤリ玉に挙げられるが、発端の要因には必ず北九州出身の国会議員の影が見える。

今ではトラブルメーカーの称号さえ付いており、二手三手ではなく、百手先までは無理だろうが、せめて五十手先くらいまでは読んだ上で、政治を行って欲しいものだ。