蔵内県連会長・辞任を表明 [2019年4月10日08:57更新]

福岡県知事選挙は7日午後8時に投票が締め切られると同時に、マスコミ各社は現職の小川洋氏の「当選」を発表、最終的な得票は予想以上の128万票で完璧な勝利だった。

自民党推薦候補であった武内和久氏は、最後の最後まで自民党に対する配慮を見せ、ある時は一人で幟を持って辻立ちするなど、実に見事な戦いぶりであった。

一方で武内支持を表明した高島宗一郎福岡市長や、早くから自民党公認で無投票当選が確定した県議会議員の先生方は、儀礼的な応援に駆けつけるも、1票も持たずに手ぶらで来ており、実に情けない応援態度に、横で見ていて怒りを通り越し、空しくなったのは言うまでもない。

福岡県知事選挙の結果が出た翌日には、余りの惨敗結果に自民党福岡県連会長である蔵内勇夫氏が会長辞任を発表、早くも後任人事の話し合いが行われている様だ。

しかし今の福岡県議会議員の中に、身内である自民党県議団を統率できても、議会や他党との交渉事、先を見据えてリードが出来る議員は見当たらないように思える。