参議院3年後の候補者 [2019年4月19日11:26更新]

統一選挙の前半戦が終わった福岡市では、夏に行われる参議院選挙も、議席3に対して自民党、立憲民主党は現職が立候補の準備を進めており、公明党や国民民主党、日本共産党は新人が立候補するようだ。

現職の自民党松山政司氏は、閣僚経験もあり安定した支持者を得ており当選は確実で、新人の公明党しもの六太氏も、政権与党の公明党が支え問題は無いと考えられる。

一方で野田国義氏は、立憲民主党と国民民主党を天秤に掛けた時期もあり、一歩出遅れた感は否めず、裏切られた国民民主党の新人や日本共産党のかわの祥子氏との、激しい選挙戦が繰り広げられる事が予想される。

固定票を持つ公明党や日本共産党であるが、近年は支持者の高齢化は避けられず、特に公明党においては選挙の実働部隊である婦人部が、夫婦共働きの影響などから平日昼間の活動が難しくなるなど、選挙活動に変化が生じているのも事実で、全県下の参議院選挙、選挙参謀の手腕が鍵となるだろう。

参議院議員は衆議院と違い、任期は6年と決まっているだけに、
自民党関係者の中には県知事選挙の結果から歯痒さを感じ、今回の選挙よりも3年先を見越して、候補者の選定を始めた情報も聞かれる。