JR東海とJR九州の違い [2019年6月10日10:47更新]

JR東海の子会社の不動産管理業「JR東海不動産」の元課長が、取引業者と共謀し工事費を水増しするなどして、同社から金を騙し取ったとして逮捕されたというニュースが飛び込んできた。

一部の不動産取引では、今でも裏金が横行しており、また被害金額が大きくなることは珍しくない。

JR九州は子会社のJR九州住宅㈱の元代表取締役が絡む数々の疑惑に対して、お茶を濁したような対応で事なきを得ようとしているが、JR東海の場合、内部で不正が発覚して元身内に対して厳しい対応をした。

元を辿れば、旧国鉄の同族企業、同じ事が発生してもその対応に大きな違いが出るのは年月が経ったことによる企業風土の違いだろうか。

だとしたら、JR九州は危機感が育まれていない証と言えるだろう。