懐が寒くなる国会議員 [2020年4月13日07:00更新]

熊本4区選出の国会議員が出した政治資金パーティーの案内状が、緊急事態宣言が発令された7日以降にも配布されていたとの報道があったが、多くの国民が自粛要請に従って辛抱している中で、政治家がパーティで資金集めをしているのは印象が良くない。

とは言っても、政治活動には とかく金がかかる。

大口の寄付者を抱えている国会議員は別だが、殆どの政治家はギリギリでやり繰りをして凌いでいる。

自民党の国会議員の多くは、年に2回の政治資金パーティを開催することで、私設秘書や事務員の人件費、事務所代などを工面しており 言わば自転車操業状態だ。

今年は年2回はまず無理、せめて1回開催できるかどうかの見通しは立たず、春は来ても懐はどんどん寒くなっていく。

今後はパーティとは違った方法で「資金集め」を真剣に考えなければならないようだ。