間もなく、広川町新庁舎建設工事入札 [2020年11月26日08:02更新]

只今11月26日午前8時、本日あと2時間後の午前10時から広川町新庁舎建築工事の入札が行われる。
地上4階建となる新庁舎建設は、予定価格20億6521万円(税抜)とあって、地場企業は眠れない夜が続いたと思いきや、何故か諦めムード一色だ。

同町では過去10年間の建設工事で、1億円以上の指名競争入札が6回行われているが、そのうちC社(広川町)が参加するJVは4戦4勝の素晴らしい戦績を残している。
いずれも最低制限価格制度であったが、事後公表の3回の入札では、制限価格ギリギリ上の数字を読む冷静さと、事前公表となった1回は5JVの同額抽選となり、見事に当たりを引き寄せる運の強さを見せつけた。



今回の入札は、条件付き一般競争入札で2~3社のJVで代表企業は経営審査の総合評定値が1500点以上、代表以外の企業は1000㎡以上の新築工事の施工実績のある地場ゼネコン、ハードルが高い中で、地元の参加企業も絞られてくる。

一足先に落札予想をすると、大本命はC社が参加するJV、対抗はI社(八女市)が参加するJV、またはO社(筑後市)が参加するJV、応札は多くて3JVくらいか。
これまでのC社参加のJVが強いというのは、業界でも知られており、大手や中堅ゼネコンは二の足を踏むと想像する。
初めて適用されるという低入札価格調査制度も、C社参加JVにとって影響はないと思われるが、事前に情報が入り何らかの事情が生じた場合は、参加を見送ることも有り得る。