食品工業団地 誘致に暗雲 ①・篠栗町 [2021年1月23日15:53更新]

■ 産業団地で6区画販売

糟屋郡篠栗町(三浦正町長 5期目)の食品工業団地の誘致が工程より大幅に遅れている。
同町は、31,536人(2020年12月末現在)を抱えているが、町内には就業出来る事業所の数が同郡内で最少であることから、250人の雇用創出を見込み食品産業団地(篠栗北地区産業団地)を計画、2015年に九州大学の演習林17haを約1.6億円で購入、既に造成を終え6区画を分譲中だ。

町は、6区画中 3区画で売買契約締結済、残り3区画も検討中の企業があるというが、実際はスムーズに事が運んでいないようだ。
というのも、契約締結した3社のうち、現在までに分譲代金を支払ったのは1社のみ、2社は前渡金を支払っているが残金の決済が済んでいない。


■ 極東ファディとケアユー

コーヒーの製造や業務用食品の卸売・小売を行なう 極東ファディ㈱(福岡県北九州市小倉北区浅野3-6-6 代表者 秋本修治)は、1区画(9977.63㎡)を2019年2月15日に5億1185万円で売買契約を締結、2020年7月31日に決済を済ませている。
北九州市小倉北区にあるコーヒー焙煎工場の全面移設計画で、工場を訪れる人たちに幅広くコーヒー文化に親しんでもらうため、焙煎工程を眺めながらコーヒーを味わえる体験型カフェやコーヒー豆などの直売所を併設するということで、新しい観光地として期待される。

老人ホームなどを手掛けるほか、給食事業に進出しているケアユー㈱(福岡市中央区長浜1-3-4 代表者 八尋滋泰氏)は、1日3万食の生産を目標とした工場を建設するとして、2019年2月27日に1区画(8359.92㎡)を3億9620万円で契約締結、前渡金8000万円は支払済みで、2021年2月26日に残金3億1620万円を支払うことになっている。

そして、周囲の注目を集めているのが、辛子明太子の製造・販売を行っている ㈱やまやコミュニケーション(福岡市東区松島5-27-5 代表者 山本正秀氏)の動向だ。

― 続く ―