タレント市長の評価・中間市 ① ■ 公約と実績のギャップ [2021年5月17日09:16更新]

任期満了に伴う中間市長選(6月6日告示、13日投開票)には、現在までに 現職市長の福田健次氏(60)、元市消防署長で新人の嶋津淳一氏(67)、植本種実氏(72)が立候補を表明している。

地元テレビ番組の司会でお馴染みの福田氏が 初当選を果たしたのが 4年前の2017年6月、中間市出身ではない福田氏は 地元県議や地場グループ企業の支援を受けて 三つ巴となった選挙を制した。



タレント市長には相応の期待があったと思われるが、市民からはあまりいい評判が聞こえてこない。
それは、1期目に掲げた公約と実績のギャップにあるようだ。
公約の目玉だったのが、「小中学校給食費の完全無償化」、「警察署の誘致」、「老朽化した市立病院の早期建て替え」であったが、残念ながら実現できたものは1つもない。

給食費無償化は市財政が回復するまで延期、警察署の誘致については 要望は上げたものの、県は対応する気配は微塵もなく、見通しの甘さが露呈した格好だ。

そして、更に 市民を失望させたのが「市立病院の早期の建て替え」である。

ー 続 く ー