福岡5区立憲、堤かなめ氏 [2021年7月22日08:00更新]

福岡5区 立憲民主党の立候補予定者は、これまで2人続けて辞退しているが、3人目の堤かなめ氏に期待が集まっている。

2019年12月、大分県出身の女性(36)が総支部長に就任していたが、コロナ禍で配偶者の事業が厳しくなるという理由で 2020年6月に辞退、その翌月の 7月に、カナダと日本で薬局を経営しているエリート男性(41)が総支部長に就任したが、2021年2月、スキャンダルが表面化する前に 僅か半年で辞退することとなった。

二人は5区に縁もゆかりもない 「落下傘」で、地域に思い入れがないことも大きな要因で、党本部の人選の在り方にも問題があったと思われる。

その後、2ヵ月程空席が続いたが、4月になって 福岡県議会議員 3期目の 堤かなめ氏(博多区選出)が 総支部長に就任することとなった。
「2度あることは3度ある」という諺があるが、今度こそ大丈夫な様だ。
堤氏は、幼少時代を太宰府市~大野城市で過ごした筑紫っ子だ。

女性議員の比率を増やしたい 枝野幸男代表も、4月17日の堤氏の出馬会見に同席した上、7月18日の事務所開きにも出席するほどの力の入れ様だ。
5区は保守分裂が濃厚になり、共産党との野党共闘が実現すれば 最低でも比例復活が見えてくる。

立憲民主党の今後を占う選挙区として、興味を持って見守って行きたい。


立憲民主党 ホームページより