衆院選、鍵握る浮動票 [2021年8月23日07:52更新]

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22日に投開票された横浜市長選挙の投票結果であるが、立憲民主党が推薦し共産・社民が支援し当選を果たした山中竹春氏が 50.6万票、保守分裂で敗れた小此木八郎氏(公明支援)と林文子氏を合わせると 52.3万票と拮抗しており、野党共闘が自公を圧倒したとも言い切れない。

注目すべきはやはり浮動票の多さだ。
元自民衆院議員で希望の党結党メンバーだった福田峰之氏、元神奈川県知事で民主→希望→維新と移ってきた松沢成文氏、元長野県知事で新党日本所属だった田中康夫氏の3名は今回政党色は無かったが、いわゆる「非自民」で 合わせて 41.9万票だった。

そういった中での 小選挙区の闘い、「自公政権 vs 野党共闘」の一騎打ちの構図となっている選挙区が多いが、行き場のない浮動票をいかに取り込むかにかかっている。