沖縄戦の慰霊碑修繕、CFで支援を募る [2021年10月30日14:48更新]

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沖縄戦で 32歳で戦死した伊藤半次さんの孫、伊藤博文さん(52)が、沖縄県糸満市にある慰霊碑の修繕を計画し、クラウドファンディング(CF)で支援を募っている。

ちょうちん職人だった伊藤半次さんは 昭和16年に 妻と幼子3人を残し中国東北部へ出征、3年間で約400通の 愛情あふれる絵手紙を 祖国の家族に送り続けた。
ある意味、絵手紙が描けるくらい 平和だったと言える。

同19年10月下旬、部隊は 戦況が厳しくなった沖縄に移り、半次さんは同20年6月18日に戦死、沖縄戦終了のわずか5日前である。
半次さんが沖縄にいた8ヵ月間に 家族に宛てた手紙はわずか 3通、それも得意の自筆ではなく 既成の絵手紙だった。

祖父の愛情、無念に思いを馳せた伊藤さんは、残された絵手紙をもとに祖父の足跡をたどるうちに、祖父が所属した連隊の名が刻まれている慰霊碑が糸満市にあり、劣化が進んでいることを知った。
そこで慰霊碑を管理する浄土寺と共に修繕を計画、CFで資金を調達することにした。


支援してくれた方には、伊藤さんが今年8月に出版した「伊藤半次の絵手紙」等を贈るとという。
「犠牲になった兵士や遺族の思いを次世代につなぎ、平和を考えるきっかけにしたい」と伊藤さんは話す。

CFのサイトは こちら(https://camp-fire.jp/projects/view/414579)
11月20日まで受け付けている。


この男の子が 伊藤博文さんの父親にあたる