国税が何故動く [2012年4月2日09:33更新]

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福岡市から自民党衆議院議員が消えてから久しく、次回の総選挙では議席の奪還を目指し、公認候補を巡って候補予定者は、水面下で激しい戦いを繰り広げている。

福岡1、2、3区の衆議院議員は民主党が独占しており、民主党は現職が立候補することで決定しているが、自民党公認候補は未定の状況が続いている。

自民党の谷垣総裁は馬鹿の一つ覚えで、解散総選挙を叫んでいるが、自民党内部では谷垣総裁の求心力も低下し、総選挙では勝てないとの意見もあり、解散総選挙が大きくずれ込むことも考えられ、緊迫感は若干薄らいでいるのが現実のようだ。

選挙には地盤、看板、鞄が必要で、早くも前哨戦の段階で地方のボスが動き始め、現金が飛び交い始めたとの情報に、マスコミも神経を尖らしている。

今回の情報で面白いのは、警察は予算が無いので動かないと、関係者はノーマークで無視しているが、誰がリークしたのか不明ながら、鬼より怖い官庁が動きだした噂だ。

大半のマスコミが知っているだけに、関係者の中には連携をとりながら、現金が配布されるのを待っている者もあるようで、非常に怖い話である。

今回の件が表面化して公になると、福岡県内の自民党支持率が一挙に低下するのは確実で、有権者の信用を失うだろう。

余りにも一部の候補者の動きが激しいために、関係者の中には態度を硬化させ、一触即発の状況になっている。