意気軒昂の山崎拓氏 [2012年4月4日10:29更新]

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福岡市を含む福岡1、2、3の選挙区から、自民党代議士が消えて久しいが、選考委員会が設立され候補者の公募を実施していた福岡3区は、3月末に選考委員会が開かれたものの決定には至らず、2名の立候補予定者は棚上げ状態で、決まるまではかなりの時間がかかりそうだと言われている。



むしろ先に1区の候補者選定が、早まる状況を迎えているが、こちらも決定までには、今しばらく時間を要するようだ。

しかし2区だけは、3月末に行われた政経懇話会で今国会会期中に解散総選挙になれば、必ず出馬すると明言した山崎拓氏が、老骨に鞭打ち頑張っているものの、周囲の環境は諦めムードが蔓延し、親しい友人も匙を投げていると言われ、本人だけが盛んに打ち上げ花火を挙げている。

当落は別にして、山崎拓氏は総選挙に出ることが最後の花道との考えなのか、意気軒昂なのは本人だけで、4月26日の小沢一郎氏の裁判で無罪が確定すれば、解散総選挙になると信じて、数少ない事務所の秘書にハッパを掛けているようだ。

衆議院議員の椅子にしがみ付く執念は実に立派で、老いの一徹と簡単に言い表せない雰囲気になっており、周囲を省みずに我が道を一人で進んでいる。

一寸先は闇と言われ魑魅魍魎の住む政界を、自信溢れる姿勢で突き進む山崎拓氏を、怪物と周囲の誰もが認め始めたようだが、そのエネルギーを生み出す源は、西中洲の「スッポン料理屋前田」のようだ。