福岡県庁 [2012年5月28日09:23更新]

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連日マスコミに登場している福岡市役所職員の不祥事では、遂に禁酒令が発令され、市役所周辺の飲食店からはブーイングが起こっている。



福岡県庁では、職員の不祥事が今のところ発覚していないものの、筑後地区の県発注の工事において、談合情報を提供しても黙認されており、これは職員の職務怠慢と言っていいだろう。

問題になっているのは柳川海岸の土木工事で、入札の3日前には落札業者が判明しており、いずれの工事でも予定価格の95%で落札しており、担当窓口を経験した職員が結果を見れば、談合が行なわれたのは一目瞭然である。

入札方法は一般指名競争入札で、福岡県が談合を暗に認めたかのような発注方法、事前に談合情報が担当者に寄せられたため、参加者の事情聴取を事前に行い、誓約書を提出させたようだが、まさに田舎芝居の一幕で話を聞いた業者は笑っていた。

筑後地区の警察は市民が通報しても動かない習性があり、市民から怒りの電話をよく頂戴する。

今回の入札には地元有力業者と、地方議員との癒着も噂されているだけに、地元警察では日頃の付き合いから、捜査が難しいのではという不満の声も聞かれる。

暴力団との関係もない真面目な業者が、いくら努力しても落札出来ないのであれば、不満は爆発寸前と言われ、次なる行動を起こしたときは、地元と福岡県庁の担当窓口の面子が、丸潰れになる可能性も高くなるだろう。