禁酒令余波 [2012年5月29日09:20更新]

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福岡市職員の不祥事が相次ぎ、特に飲酒運転撲滅を強く提唱している高島市長は、怒り心頭で職員に綱紀粛正を求め、市民に対するアピールから、全職員に1ヶ月の外部での飲酒禁止令を発し、その賛否について市民の間で大きな話題になっている。

不祥事を起こした職員が所属していた部局では、市長に対するゴマ摺りからか、自発的に禁酒令の1ヶ月延長を発表した。

禁酒令が発令されて1週間経過し、現時点で市職員の不祥事は起こっていないが、今後絶対に起こらないと言う保証は無く、神のみが知っていていることである。

天神地区では同僚の目を意識して、職員の禁酒は守られているだろうが、郊外などの自宅周辺にある居酒屋などでは、飲酒をしている職員の噂を聞く。

悪法でも施行され違反すると、何らかの罪を問われ処罰の対象になるのは当然だ。

1ヶ月の期限付きだけに、その間は禁酒を守るのが市の職員で、それを守れないような職員は、何らかの処分を受けても仕方ないだろう。

禁酒令の撤回を共産党市議団が、仰々しく高島市長に申し入れたと聞いて、余りのお粗末な話に呆れるばかりで、市議団として申し入れるなら、部屋会議を開いて決めたと思うが、まだ市長に対する要望はあるだろうと言いたくなる。

その前に市職員の不祥事が発覚する恐れもあり、その時は禁酒令の期間が又延長されるのだろうか。