120点の甘い点 [2012年6月1日09:38更新]

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先週から週刊文春の記者が福岡に入り、高島宗一郎市長を取材していたが、6月7日発売の記事を読むと自画自賛の、皮肉の提灯記事に出来上がっていた。



民放のアナウンサー出身だけに、マスコミへのアピールは過去の市長に比べて非常に上手く、発信度は高く評価するが、自己採点で「100点満点で120点」だとは、不祥事が続く福岡市の市長としては甘いのではなかろうか。

市役所内で噂として囁かれている不祥事2件が、そろそろ表面化するのは時間の問題と言われているだけに、今度はどんな禁止令が発せられるのか、高島市長の言動に注目したい。

短時間の取材ではこの程度だろうが、市長が私用車としている黒のワンボックスカーの行方を追えば、深夜の熊本行きなど面白いネタが出てくるのではなかろうか。

過去の市長に比べフットワークは軽く、若さに溢れ活動的なのは良いが、出張先での突然の予定変更は職員泣かせで、私用車の運転手などのボヤキを取材すれば、120点の点数について深く突っ込めたのでは、と思われる。

離婚は従来恥ずべきものだったが、最近はバツイチなどと称され恥が取れ、高島市長の離婚以来マルイチと呼び名が変わっているようだ。

何もしなかった前市長よりは、少しはマシなようにも思えるが、活発な前向きの意見を提案する若い職員が早く現れ、市長を支える様になれば良いだろう。