あなたの常識は世間の非常識 [2012年6月20日10:07更新]

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昔は娯楽も少なく、芝居見物などで女性はお洒落をして見物に出かけたが、最近の博多座には近所へ夕飯の買い物に行く格好で、恐らく貰った入場券で訪れたのではと、思わせる女性をよく見かける。

博多座にそんな格好で行くのを恥はと思わずに来るのだろうか。自分のお金で入場券を購入したのであれば、ある程度のプライドを持って、それなりの服装で、博多座の芝居見物に来て欲しいものだ。

IT産業界の寵児と持て囃されたホリエモンだが、彼がTシャツではなく、ネクタイを締めていたのならば、経済界もある程度は彼を受け入れて、刑務所まで行かずに済んだのではなかろうかと、つくづく残念に思う。

ホリエモンが着用していたTシャツはブランド商品で、10万円前後の高価なものと聞いたことがあるが、そうとはいってもTシャツは下着や作業着の類でしかなく、外出の際に着たとしても普段着の延長で、Tシャツは所詮Tシャツである。

最近は全ての面において略式が幅を利かしているが、相手によっては好感を持たれないケースもあり、拒否されると話は前に進まないことを、自分で自覚しているのだろうかと考える。

常識を破るのは、常識を十分に熟知した上で、なおかつ常識を超えた常識を身につけないと、世間の反感を買うから怖い。