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３月決算の企業が株主総会を開いているが、日本トレイド㈱が６月２８日に、第１５期定時株主総会を開催する案内状が、弊社の郵便受けに投函されていた。
既に事務所は家賃の滞納で閉鎖され、多くの株主が今年の株主総会は無いものと、半ば諦めていたようで、突然の開催通知に詳細を知りたい株主が、弊社に知らせたものと思われる。
同封されていた現状報告によると、同社代表は未だ事業の継続を諦めておらず、計画が遅々として進まないのは、福岡市幹部の責任感の無さや胆力不足のためで、全ては現在の社会環境が悪いから計画が実行出来ないのであり、必ず実行するとの強い意思表示がなされていた。
今年の株主総会を、会社側は開催するつもりが無かったが、未公開株式の売買で詐欺事件も起こっており、関西方面で株式の売買を仲介した人達から、事件として摘発されるのを恐れて、強行に申し入れがあったのが原因のようだ。
今回の株主総会における第２号議案は、同社代表と二人三脚で歩いて来た役員の辞任も含まれているため、恐らく今回の株主総会が最後になるのではなかろうか。
同社が最初に花火を打ち上げた時の事業計画は、誰もが飛びつくほどの素晴らしいプロジェクトだったが、その際に出資した株主のほとんどは、名前が出るのを恥と思い諦めている。
計画の実行より株式の販売が主体だった時期は、非常に詐欺的要素が強かったとして、税務関係も調査に入ったようだ。こんな記事も読まれています
